シナリオプランニング
活用講座
【基礎編】
不確実性を機会に変えるための思考法
組織や個人を取り巻く環境がますます不確実になってきています。
このような中で、組織や個人の未来のことを考えるのは難しいと思ったことはありませんか?あるいは、こんな時に未来のことを考えるのは無理だと思っていませんか?
たしかにVUCAと呼ばれる現在のような不確実な時代には、未来のことを完璧に予想することはできません。しかし、だからといって、未来のことを何も考えずに、組織の運営や個人のキャリア開発などを進めていっては、私たちが想定していなかったことが起きてしまい、それによって足下をすくわれてしまうかもしれません。
この講座でご紹介するシナリオプランニングを活用すれば、完璧には予想できない不確実な未来を考え、組織や個人が未来に柔軟に対応できるようにするためには、どんな備えをすれば良いのかを考えられるようになります。
シナリオプランニングは、外部環境の不確実な変化の可能性を考えるための手法です。シナリオプランニングを活用して不確実な環境変化の可能性を考えた上で、未来に起こり得る変化への備えを検討することにより、不確実な未来に対処するためのヒントを得ることができます。
この「シナリオプランニング活用講座 基礎編」では、シナリオプランニングの正確な理解に欠かせない基本的な考え方をお伝えします。このコースを受講することで、シナリオプランニングが必要な背景やシナリオプランニングの基本的な考え方を知ることができます。さらにシナリオプランニングを体験する演習をとおして、シナリオプランニング実践の勘所を理解することができます。
それでは、コースの中でお目にかかりましょう。
新井 宏征
06 シナリオプランニング概要
07 環境変化を考える必要性
08 私たちが生きるVUCAな時代
09 VUCAな時代に考えなければいけないこと
10 環境変化を追うことはイノベーションにも欠かせない
11 シナリオの読み方と使い方
12 世界の食糧システムの未来
13 不確実性とは?
14 世界の食糧システムの未来の「軸」
15 世界の食糧システムの未来の「極」
16 世界の食糧システムの未来の「世界」
17 インプットとしてのシナリオ
18 シナリオプランニングの定義
19 従来の未来の考え方とシナリオプランニングの考え方の違い
20 シナリオプランニングの定義
21 シナリオプランニングによって得られる効果
22 シナリオプランニングの起源
23 シナリオプランニング体験
24 この演習の位置づけと目的
25 シナリオテーマの発表
26 ステップ1:予め用意した軸を確認する
27 ステップ2:選んだ2軸を組み合わせシナリオを考える
28 ステップ3:それぞれのシナリオに向けた対応策を考える
29 ステップ4:対応策の実行と環境変化の定点観測に取り組む
30 シナリオ体験演習のまとめ
31 シナリオプランニング活用講座 基礎編の振り返り